干物といえば水分を乾燥させているため、魚の旨味が凝縮されていることが特徴で保存期間が長く、まとめ買いできるので様々な方法で召し上がれます。

干物は焼けば香ばしく非常に美味しく食べることができるのですが、「干物の焼き方はどんな調理器具でどうやって焼けばいいのか?」「焼き加減はどれくらい?」と悩んでいる方も多いと思います。

干物は調理器具・調理方法(焼き方)によって味などが変わりやすく、好みに合わせて使用する調理器具や焼き方を変えるとおいしく食べることができますので、あなたの好みに合った味で干物のを楽しむことができます。

この記事では、干物の焼き方をフライパン・グリル・オーブンの3つの調理器具ごとに分かりやすく解説していきますので、美味しい干物の焼き方を知りたい方は参考にしてくださいね!

なお、干物は大きさや厚みで焼く時間などが異なってきますので、このページでご説明する干物の焼き方についてはあくまで目安として、ご自身で焼く時間などを微調整してくださいね!

干物をフライパンを使って焼く 好みの焼き加減でこだわりの味に仕上げる!

市場で販売されている干物の画像干物を焼く場合、一番手軽にできる方法はフライパンを使うことでしょう。特に焦げ付きやすいみりん干しなどはフライパンを使って焼くのがおすすめです。

またフライパンはグリルなどで焼く場合に比べると後片付けも簡単で手軽に干物を焼くことができる点でもおすすめです。

以下の手順を覚えれば家族でも一人暮らしでもおいしく召し上がれますので参考にしてください。

まずはフライパンを熱しクッキングシートや専用のホイルシールを敷き、干物の皮を下にして中火で6~7分ほど焼いて焦げ目がついて脂身が白くなれば裏返します。

裏返すタイミングが分からない場合は、魚の目の色を確認してください。白くなっていれば裏返してもいいでしょう。

その後は中火で3分ほど焼いて脂身に焦げ目が付けばできあがり、好みに合わせて火加減を調整すると効果的です。

また、火を通りやすくするためにはフライ返しを使い、あらかじめ解凍すればおいしくなります。

干物は冷凍のままだと火が通りにくくなり時間がかかるため焼く前に解凍しておくことがポイントです。

フライパンはある程度の重さがあるためそれなりに力や集中力が求められますが、好みの焼き加減にしやすくてこだわりの味にできます。

干物が冷凍してある場合の焼き方について

干物を冷凍してある場合、その干物がある程度厚みがあるようなら約4時間冷蔵庫でゆっくりと解凍してください。
速く焼きたいからと言って、短時間で解凍してしまうとうまみ成分が失われてしまいます。

解凍後は弱火でしっかり火が通るようにゆっくりと焼いていきます。

干物が比較的薄い場合は解凍せずに弱火でしっかりと火が通るように焼いていきましょう。

コチラの場合も、厚みがある干物の場合と同様に急速に解凍してしまうとうまみ成分が失われてしまうので注意が必要です。

フライパンで干物を焼く際の注意点 焼きすぎないことが重要です!

干物をフライパンで焼く際に注意したいことは、火が通ったか心配するあまり焼きすぎてしまうことです。

焼きすぎてしまうとうま味成分や脂が流れ出てしまいせっかくの干物がパサパサになってしまいます。

グリルやオーブンを使用して焼く場合に比べると、フライパンで焼く場合は焼き加減をまめにチェックすることができるのでまめに焼き加減をチェックしてくださいね!

ニオイが気になる方は蓋を使って干物を焼く

ニオイが気になる方は蓋を使って干物を焼くといいでしょう。

蓋を使って干物を焼く場合、少量の水をフライパンに垂らします。直接、干物に水を垂らすのではなく周りに垂らしてください。

水を垂らしたら蓋をして焼いていきましょう。

水蒸気がフライパン内に広がることで干物の身がふっくらと柔らかく焼きあがります。

さらに蓋をすることでニオイの広がりを防ぐ効果がありますので一石二鳥ですね。

干物をグリルで焼く パリッとした香ばしい味に仕上げるならコレ!

干物をグリルで焼く場合は冷凍したものが最適で、無駄なく仕上がることが魅力です。

焼き方ははじめにグリルの網にサラダ油などを塗り中火で2〜3分ほど熱しておき、皮を下にして中火以上で焼き焦げ目がついたら裏返してから弱火〜中火で好みの色合いになるまで焼けばできあがりです。

グリルを使うメリットは余分な脂分を落とせてパリッとした口あたりになり、素材の本来の香ばしさを味わえることです。

しかし、脂分と一緒に旨味成分がなくなりやすく、きちんと火力の調整をしないと焦げやすくて風味が落ちてしまいます。

このため、グリルを使う場合は状態を見ながら焦げないようにする必要があり、ある程度の経験がないと厳しいです。

干物をオーブンで焼く!

干物をオーブンで焼く場合は以下の手順があり、コツをつかむと焼き上がりがよくなります。

まずはじめにオーブンの温度を180°にして2〜3分加熱し、アルミホイルを敷いて干物を並べます。

次に身を上にして10分〜15分程度焼き焦げ目を確認して裏返して5分ほど焼き、皮に焦げ目がついたらオーブンを止め予熱で5分ほど加熱すれば完了です。

オーブンは温度や時間を正確に調整でき、干物の焼き上がりにムラがでなくておいしくなります。

また、焼き魚特有のニオイもなくて掃除もしやすく、180度から200度を目安にすると良い焼き加減になり手軽にできることが特徴です。

温度や時間を決めるときは魚の状態によりますが、グリルやフライパンを使うよりも楽にできます。

干物をおいしく焼き上げるには干物の特徴を知ることが重要

上記でご説明したように干物を焼く場合、調理器具別で3つの方法があり、それぞれ一長一短ありますが好みに合わせて選ぶことで干物をおいしく味わうことができます。干物は焼き方で味わいが変わってくるため、それぞれの特徴を知り調理方法を変えることでイロイロな味を楽しむことができます。

ちなみに干物の作り方は9種類あり、種類によって味の個性が変わってきます。

定番の天日干しは太陽の光で食材の水分を飛ばす基本的な方法で、魚の身の部分に旨味成分が集まり大部分の魚で採用されています。

素干しは風にさらして食材の水分を飛ばす方法で、スルメイカやホタルイカ、フカヒレなどが有名です。

煮干しは塩ゆでし味を付けてから干す方法で、シラスやイワシなどで行われ濃厚な風味が特徴です。

灰干しは火山灰を使って鮮度を落とさず水分を飛ばす方法で、わかめやアジなどが有名で素材本来の味を楽しめます。

塩干しは塩漬けにすることで旨味や貯蔵性を高め、アジやししゃもなどがあり素材の味わいを凝縮できます。

寒風干しは塩を塗った食材を潮風に当てて乾燥させる方法で、鮭やさんまなどがあり寒い地域では定番です。

丸干しは内臓ごと乾燥させて栄養分を凝縮させる方法で、メザシやカレイなどがあり健康志向の人にはおすすめです。

開き干しは内臓を全て取り除いた状態で乾燥させる方法で、アジやホッケなどがありおいしい部分だけを残しています。

凍干しは真水に漬け込み凍結を繰り返して乾燥させる方法で、スケトウダラなどがあります。

干物は以上のような干し方があり魚の風味を凝縮させているため、好みに合わせて焼き方を選ぶことで満足して味わえること間違いなしです。