このページでは私の大好きなのどぐろの食べ方をイロイロご紹介しますね。
のどぐろは、正式には「あかむつ」という名前の魚です。口の奥が黒いので「のどぐろ」と呼ばれています。
テニスの全米オープンの男子シングルスで準優勝した錦織圭選手が「帰国したらのどぐろが食べたい」と発言したことで、一躍有名な魚となりました。
日本海沿岸が主な産地で、中でも島根県が有名です。一年を通して脂がのっていて、煮ても焼いても美味しく、上品な味わいの高級魚として人気があります。
のどぐろの美味しい食べ方 産地で食べるなら刺身の炙りがおすすめ
産地では、のどぐろの最も美味しい食べ方は刺身の炙りであると言われています。
刺身を皮目から炙ると、皮と身の間の脂がジュージューと音を立て、皮が焼ける香ばしい匂いがしてきます。
この匂いとほどよく火が通った身の食感、新鮮な味わいは産地ならではの楽しみ方です。
もし、のどぐろの産地に旅行などで立ち寄った際にはのどぐろの刺身の炙りを食べてみてはいかがでしょうか?
炭火で焼くのどぐろの塩焼きも絶品!
のどぐろはまるごと塩焼きにしても美味です。特に、炭火で焼くと絶品です。
脂がのっているので、切込みから脂がしみだし、身がふわふわに仕上がります。ふわふわの身にカボスを絞って食べるシンプルな味わいは格別です。
のどぐろは、出汁がよく出る魚なので、煮つけにも向いています。地元の居酒屋などでは、定番のメニューとなっています。
家庭でのどぐろを調理するなら煮付けがおすすめ!レシピ付きで解説!
家庭で調理するなら、比較的簡単にできる煮つけがおススメです。
のどぐろの煮つけのポイントは、日本酒をたっぷり使って煮ること、脂が多いので濃いめの味付けにすることです。
大まかな目安としては、のどぐろ2匹に対して、煮汁として、日本酒400ml、濃口醤油・みりんをそれぞれ30ml~50ml(好みで調整)、砂糖大さじ1(これも好みで調整)を用意します。
のどぐろは20cm程度までの大きさなら、そのまままるごと煮つけにします。
下ごしらえとして、エラとワタを取り除き、ウロコも処理しておきます。日本酒と塩で下味をつけて30分ほどおきます。この時染み出てきた水気は、臭みのもととなるので、キッチンペーパーでふき取ります。
鍋に煮汁を沸騰させて、下ごしらえをしたのどぐろと薄切りの生姜を入れ、落し蓋をして、強火で10分ほど煮ます。
煮上がったのどぐろを取りだし、鍋に残った煮汁をトロリとするまで煮詰め、のどぐろにかけて出来上がりです。
のどぐろの煮つけは、ごはんによく合い、かなり贅沢なおかずになります。
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